理事長 秀島一生 からのご挨拶
秀島一生と申します。
私達、日本フォーマーキャビンクルーアソシエーションは2019年に設立しました。
私は、日本航空で国際線のチーフパーサーとして30年乗務したのち、航空評論家として、立場こそ変わりましたが、業界の一員として過ごして参りました。
私の使命は「航空業界の成長拡大の中での変化を的確に捉え、他の業態社会との架け橋になること。もう一つは、バイリンガルやトリリンガルが多く、更にホスピタリティー、保安要員として乗務を繰り返し、日々変わるお客様の中で何千人、何万人と接し経験を積むことで磨かれた客室乗務員のキャリアを一般社会の場で活躍させること。」
その二点にあると考え、この団体を設立させていただきました。
この団体は、これから先、あらゆる航空会社の客室乗務員経験者(現役を含みまして)を迎え、生(ナマ)の現場の声と経験の叡智を結集して、会員の成長に寄与していくことを目指したいと思います。多くの仲間に入会していただくこと。そして会員達に対して、成長ステップとなる研修や会員の福利厚生等を充実させ、セカンドキャリアを紡いでいただくこと。この目標を達成していきたいと思っております。 今後共、たくさんの協力をお願いすることになりますが、ぜひ私達日本フォーマーキャビンクルーアソシエーションをご認知いただき、盛大なる支援をお願い致したく存じます。
一般社団法人
日本フォーマーキャビンクルーアソシエーション理事長
理事長 プロフィール
秀島 一生(ひでしま いっせい)
東京都千代田区出身。1968年日本航空に入社。客室乗務員として経験を積んだ後、国際線チーフパーサーとして30年乗務していた。1998年に退社し、航空を中心とする評論家としての活動を始める。ウェブサイトやテレビ番組・映画などの監修や各地での講演会を開催。学校法人菅原学園や早稲田大学エクステンションセンター講師の後、現在「拓殖大学客員教授」も務めている。1970年代からの政府・国土交通省の総合交通政策並びに現行の航空政策について意見を述べている。「安全政策に辛口」の定評もある。また、日本航空の経営再建問題に絡んで、NHKなどで「歴代日本航空経営陣の放漫経営とその責任の取り方」についてなども明らかにしている。山崎豊子原作の小説「沈まぬ太陽」の映画化にあたっては、秀島が自ら航空監修を務めた。客室乗務員出身の航空評論家は、日本では唯一。世界でも唯一らしい。